EverDrive ご利用者の声

父が自分で決断するその日まで

F.Y様(神奈川県・50代)
お父様(兵庫県・80代)
ご利用者 F.Y様(神奈川県・50代)
運転者 お父様(兵庫県・80代)

父にとってクルマとは

我が家に初めてマイカーが来た時の事は印象的でした。
昭和40年代でしたから、クルマは男性にとって憧れであり、社会的なステータスだった時代でした。念願だったマイカーを手に入れ、自信に満ちた父の姿を見て子供心にも誇らしい気持ちになった事を憶えています。
父は大手鉄鋼メーカーの工場長でしたが、工場が閉鎖することになり、自分だけ残る事はできない、とメーカーを退社。最後はレストラン支配人として70歳で引退しました。昭和の激動の時代を懸命に働き続けてきた勤勉な父親です。
生真面目な父は毎日の生活リズムをとても大切にしており、引退後の70歳から配達の仕事を始め、80歳を超えた今も若い人達と一緒に朝と夕方、バイクに乗り配達業務をきっちりとこなしています。
仕事に出る前に朝4時から乾布摩擦を行うのも父の重要な日課です。そして日中は母の病院の送迎や買い物、社交ダンスや囲碁、そして自治会長として近所のまとめ役を務めながら、夕方にはまた配達に出かける、という規則正しい生活を送っています。
また、戦時中の記録を残そうと、仲間といろんな人々の戦争体験談を集め、70歳から初めたパソコンを使って文集化して製本配布するという活動も行っています。

契約のきっかけ

免許返納については、長男の私が父と長年話し合ってきました。クルマが父の生活の一部になっていることや運転と仕事を辞めることの父への影響を考えると、なかなか強く言えず、何となくやんわりと逃げられていました。
ところが1年前、母が体調を崩し、精神的にも不安定になった時、父の車に乗ることを不安がるようになったのです。具体的に何かあったと聞いていませんが、父が運転を続けることを母が心配するため、両親の近くに住む姉や弟と協力し、「運転は本人の意思だけじゃない、家族にも影響する。」と父に免許返納を促すことにしました。
それに対し父は真剣でした。免許更新の半年ほど前に、自ら認知症の検査を受け、認知機能に問題がない事を証明した上で長男の私に便箋2枚の直筆の手紙を送ってきたのです。そこには、クルマを利用した現在の自分の規則正しい生活リズム、近隣とのコミュニティ、そしてそれらが自分の健康を保っているということを、自分なりに整理した内容が綴られていました。
その手紙を読んでわかったのは、母が体調を崩したことで、これ以上、子供たちに心配をかけたくない、母の分も自分が健康を維持しなければならないという、父なりに使命感を持っているという事でした。
どうしたものかと思いあぐねていたところに、Ever Driveのことをテレビで知り、資料を取り寄せることにしました。

契約してよかったこと

父に、運転を続けることの条件としてEver Driveを契約することを提案したところ、すんなり承諾してくれました。Ever Driveで家族が安心するなら協力は惜しまない、と。
実際にEver Driveを利用してみると、父の運転が想像以上に慎重で安全運転であることがサービス画面やデータで分かりました。
頻度は少ないですが、急ブレーキのお知らせメールがきたときは、その日のうちに電話して父に状況を確認するようにしています。
家族が見ているという意識からか、父の運転は前より一層、安全運転になったようです。今は母を始めとして家族全員が安心しています。

これからのこと

生真面目な父だからこそ、無事故のままで運転を卒業して欲しいと切に思っています。
Ever Driveの導入で「免許返納」についてはかなり意識してくれるようになったと感じています。これからは息子として、父が重んじる生活のリズムをどう変化させていけばよいか、そしてクルマの乗り方もどう変化させていくべきか、Ever Driveで運転の変化を見ながら、父が運転の卒業を自ら決断できる道筋を一緒に考え、父をサポートしていきたいと考えています。