EverDrive ご利用者の声

「認知症」を知る僕の選択

T.S様(千葉県・50代)
お父様(千葉県・80代)
ご利用者 T.S様(千葉県・50代)
運転者 お父様(千葉県・80代)

契約のきっかけ

父は87歳。1年前まではバイクにも乗っていたんです。現役の頃、仕事でバイクに乗っていたので、その延長線でずっと乗り続けていました。昨年の正月に家族が集まった時、医者である兄から「もうバイクには乗らないほうが良い」と諭され、なんとかバイクに乗るのを止めてもらいました。

では、車の運転はどうするか?
高齢ドライバーが引き起こす事故のニュースを見るたび、「自分の親は大丈夫か」と常々心配に思っていました。しかし、車の運転まで止めさせたら、逆に当人の心身の健康を損なうのではないかという思いがあり、ジレンマでした。
ある朝、NHKで高齢者の運転を守るサービスがいくつか紹介されているのを見ました。パソコンの画面に地図と車の(走行)軌跡が表示されるのを見て、あ、これはいいなと直感的に思いました。その後、ネットで調べてEver Driveを知った次第です。

選んだ理由

僕は、これまで仕事で認知症に関する本を何冊か書いています。だから認知症について多少の知識はあります。
認知症が発症するきっかけというのは、「仕事を辞めた後」というのが多いのです。生き甲斐とか役割とか、そういうものが無くなった時、生活環境が変わった時に発症しやすい。
父は、母を駅や病院に送迎したり、買い物に付き合ったりと、日常の足として車を運転しています。80歳を超えてもなお元気に外出する母のおかげで運転する頻度も多く、母の送迎が父の役割になっています。特にこれといった趣味のない父にとって、「役割がある」というのはとても大事なことです。
もし車を取り上げてしまえば、その役割がなくなり、ひいては生き甲斐を失い、気持ちが落ち込み、認知症を発症するかもしれない。行動範囲が狭まり、社会との関わりも薄くなる。生活環境に大きな変化をもたらします。
父が一日も長く今の役割を果たしていくこと、つまり一日でも運転を続けることが、父の健康のために必要で、それには家族が運転を見守れるサービスがちょうど良いと、そう考えました。
父にEver Driveのことを話した時、特に嫌がることもなく契約を了承してくれたのは、それで運転することを家族が容認するなら、あるいは安心するなら、と思ったのかもしれません。

契約して分かったこと

Ever Driveを付けてみて、いろいろな発見がありました。
まずは車の使用頻度。思っていた以上に頻繁に運転していました。それぞれ短い距離ですが、ほぼ毎日のように運転しています。先ほど父の役割のところで話しましたが、母が頻繁に外出することが一因です。
また、急ブレーキのお知らせメール(*)で知ったのですが、父は狭い路地を運転することが多い。バイクの感覚が残っているからかもしれません。父に会った時、ブレーキを踏んだ時の状況を覚えているかを聞いて、狭い路地では十分気を付けるように話をしました。
こういう会話をすることで、自分(父)が家族に見守られていることを意識するようになったと思います。事実、運転はより丁寧になりました。
お知らせメールは関西に住む兄にも届くように設定しました。距離が離れている分、より安心したのではないかな。

契約してよかったこと

Ever Driveを付けて良かったと思うのは、父が運転することによって元気でいることが分かることです。日中、ふと思いついたときに車の現在位置を確認したりして、ああ、今日は〇〇に出かけているな、と分かるのがうれしい。父があとどのくらい運転できるか分かりませんが、運転している間はEver Driveでしっかり見守っていきたいと思っています。

(※)お知らせメールは、次の時、最大5つのメールアドレスにメールを発信します。どのメールを受信するか、メールアドレスごとに選択できます。
危険な運転: 一定以上の急ブレーキ/急加速/速度超過/長時間運転
お知らせ : 一日の運転記録、指定場所に到着時、エンジンを切った時