EverDrive ご利用者の声

見守るというのは、一緒に考えること。

K.Y様(神奈川県・50代)
お父様(神奈川県・80代)
ご利用者 K.Y様(神奈川県・50代)
運転者 お父様(神奈川県・80代)

運転のことで衝突する日々

編集者としてマスコミ関係に勤めていた父は、定年後、社会貢献のため(一財)地域活性化センターで働いていました。趣味は社交ダンスや歌と交遊関係も広く、満86歳になる今でもデイサービスを訪問しては高齢者の話し相手になったり、イベントでは主催者側として高齢者を得意の歌で楽しませたりと、ボランティア活動を意欲的に継続しています。娘の私が言うのも何ですが、老いてなお現役の父を、かっこいいと思っています。
そんな父も2年ほど前からでしょうか、私の話に聞き返すことが増え(私の活舌が悪いからと反論されましたが)、視力もかなり低下してきたと感じるようになりました。同じころ、世間が高齢ドライバーの事故を大きくとりあげるようになり、ニュースを見るたびに不安を覚えた私は、単に年齢だけで免許返納について父と話し合おうとしました。しかし、現役を自負する父とは当然折り合いがつかず、たびたび父と衝突するようになっていました。

娘からの誕生日プレゼント?!

そんな中、認知症が始まっていた母が足を悪くして、特別養護老人ホームで生活を開始することになりました。
ホームでは割と自由に母が外出できることもあり、父は頻繁にホームに行っては、母を外に連れ出して散歩や買い物を楽しむようになりました。もちろん車で、です。ここにきて、「父が車を運転できる」ということが、私たち家族にとって非常に意味あるものになったのです。
しかし、父の運転への不安が消えたわけではなく、どうしたものかと悩んでいた時、テレビ番組でEver Driveが紹介されており、さっそく資料を取り寄せました。

これまでの経緯から、父が簡単にEver Driveの契約に合意してくれないのはわかっていました。ちょうど母を交えて父の誕生日を祝う食事会があったので、思い切って当日、サプライズケーキなどで父を喜ばせたところに「今年の誕生日プレゼントはこれよ!」と言ってEver Driveのパンフレットを見せたのです。「今までは免許を返納して、って言ってたけど、お父さんはまだまだ元気だし、車がないと不便だよね。ただ高齢ドライバーの事故は気になっているの。返納しろとは言わないから、お父さんの運転の様子を見させてくれない?」と頼んでみました。
最初、困惑気味だった父も、その場の雰囲気もあってか、素直に承諾してくれたのです。あとは気が変わらないうちにと、畳み込むように契約まで一気に進めました(笑)。

~Ever Driveサービス説明映像より

契約してよかったこと

効果はすぐにあらわれました。
Ever Driveで記録を取られていると意識しているからか、明らかに慎重な運転に変化したのです。黄色信号や右折・左折の場面では必ず強めのアクセルを踏みがちだったのが、アクセルがやさしくなり、とても穏やかな運転になったのです。お知らせメールは私と父、そして父と仲の良い私の長男が受け取るようにしています。急ブレーキ・急加速は軽めだと父にメールで連絡し、強めの挙動が出たときは父に直接電話して気を付けるように話をしています。はじめの一カ月はダメ出し期間です(笑)。とは言っても父のプライドは守りつつ、安全に運転してくれるよう誘導する言い方を心がけています。
意外にも、父のストレスが減ったという効果もあったようです。それまで、運転について、言うなれば自分に覚えのないことで娘からあれこれ言われなくなったからです。また、父自身が自分の運転の区切りについて考えるようになったことは大きな変化です。運転という行為を、若い時の延長ではなく、自分自身を見直しながら区切りをつたいという気持ちに変っていったようです。「そのうち返納も考えるよ」なんて、今までは考えられなかったことを言うようになりました。認知症の母を身近で見ている父ですから、自分の老齢期について冷静に考えたのかもしれません。
もちろん、娘の私もストレスが減りました。父の生活の様子がEver Driveで把握できるようになり、元気に生活していることがわかり安心できるようになったからです。

これからの事

父には、今後ゆっくりと自分と向き合いながら、とにかく元気でいて欲しい。運転はその人の生活の一部ですから。とにかく気を付けて安全運転さえしてくれれば、娘の私から言うことはありません。年齢だけであれもダメ、これもダメ、は違うと思います。大切なのはその後の生活を一緒に考えていくことではないでしょうか。車で訪ねていくところがあるのはとても良いことです。もうしばらくはEver Driveで父の運転に寄り添っていきたいと思います。